カナダ語学研修に参加して    匂坂朱里


 私はカナダにホームステイするのは二度目。中学三年生の時に十日間ホームステイてしいます。 その時は自分自身が未熟でホストファミリーの会話に参加できず,辛い思いをしました。 しかし,バンクーバーの素晴らしい自然・街・暖かい人々に触れたことが忘れられず,もう一度 ホームステイに挑戦したいと思い,参加するこに決めました。
 前回のこともあり,ホストファミリーとの面会場所である教会で一人一人の名前が呼ばれる時が 一番緊張しましたが,私の前に来た人は,優しい笑顔の女性で,家に着いて家族を紹介してくれる 時,暖かい緑茶を出してくれたので気を遣ってくれる人だと分かりホットしました。
 授業はカナダの地理・文化はもとより,コミュニケーション,小学校・高等学校・大学・老人ホームの 訪問などがあり,どれも思い出深いものがあります。
 最も印象に残っているのは,カナダの多民族文化について,日本からカナダに移住された方の授業でした。 挨拶の仕方など,日本とカナダの文化の違いについて詳しく教えて頂きました。
 一番大変だったのは,レストランで食事を注文するなどの実践の授業で,辞書とメニューをにらめっこ したり,講師の方に説明してもらったり…しかも自分が想像していた食べ物と違うものが出てきたり… ファーストフードのお店では飲み物が勝手に(?)コーラになっていて,しかも,コップの大きさが日本 のものとは大違いで私の顔の長さと同じくらいでびっくりしました。文化の違いというか,食べ物の違いは 想像以上で,毎日が大変でしたが,今となっては楽しい思い出となっています。
 ファミリーとは,その日に学習したことや日本の文化などについて毎日,話をしました。週末には,家族で ゲームをしたり,ショッピングに連れて行ってもらったり,英語の実践を積み重ねることができました。 このカナダでの三週間の研修で身につけたことを今後の学習・進路に役立てることが出来るように頑張りた いと思います。
最後に,二度も海外研修に参加させてくれた両親に感謝したいと思います。